「HHKBを手にしてキーボード沼から脱却したい!」
というこで、アルバイト代をつぎ込んで、超高級キーボード「HHKB Professional HYBRID Type-S 」を購入しました。
今まで色々なキーボード使ってきましたが、メインキーボードとして「Macでメカニカルを楽しむ Epomaker SK64Sレビュー」
を気に入っていて、愛用していました。
HHKBは、エンジニアやライターなどのプロフェッショナルに向けられたキーボードで、「打鍵感が気持ち良い!」と評判のキーボードです。
キーボードの王様と言われているキーボードを
いつか僕も使ってみたい!
という強い願望があり、アルバイト代を散財することに、踏み切ってしまいました。
今回は、PFUから発売されているHHKB Professional HYBRID Type-S というキーボードを1ヶ月程、じっくりと使用しましたので、レビューをしていきます。
HHKBとは
HHKB(Happy Hacking Keyboard )は、石川県に本社を置く日本のコンピューター関連メーカーのPFUが販売しているキーボードです。
富士通の完全子会社で、イメージスキャナーやキーボードなどを開発している会社です。
HHKBは、エンジニアやライターといったキー入力のプロフェッショナル向けのキーボード。
静電容量無接点という特殊なスイッチが採用されており、深いキーストロークだが、最後まで押し切らずに軽いタッチキーで、反応してくれるという特性があります。
業界では、かなりの愛用者も多く、とても人気のあるキーボードです。
購入したのはHHKB Professional HYBRID Type-S
今回、僕が購入したキーボードは、HHKBの中でもフラグシップにあたるHHKB Professional HYBRID Type-S です。
価格は、約3万5000円。
日本語配列と英語配列の選択が可能です。
筐体のカラーは白(ホワイト)と墨(ブラック)で選択が可能です。
僕は、白を選択。
HHKB Professional HYBRID Type-Sは、BluetoothとUSB Type-Cの有線接続に対応しているモデルです。
通常のモデルよりも、打鍵音が静音化されているモデルでもあり、オフィスや学校や出先でも、打鍵音で迷惑をかけずに使用ができそうだ。
HHKB Professional HYBRID Type-Sを実際に開封していく
これからHHKB Professional HYBRID Type-Sを開封していく。
箱はブラックの箱に入っており真ん中に大きくHHKBのロゴが描かれています。
付属品は上記のとおりです。
キーボード本体と単三電池、説明書などの書類が箱の中に入っていました。
ちなみにHHKB Professional HYBRID Type-Sは無線接続時は、単三電池での動作になっています。
なぜHHKBが単三電池で動作する理由としては、バッテリーよりキーボード本体の方が寿命が長いからだ。
単三電池を採用することで、一般的なキーボードよりも寿命が長いという特徴がある。
実際に使用してわかった「良いところ」と「気になるところ」
HHKB Professional HYBRID Type-Sの良いところ
学校のコンピューター室にあるようなレトロな可愛いデザイン
HHKB Professional HYBRID Type-Sに惹かれたポイントのひとつはデザインです。
このレトロで、学校のコンピューター室にあるような、デザインが個人的に凄く好きです。
僕が購入したモデルの白(ホワイト)とは別に、墨(ブラック)というモデルがあり、墨モデルは、キーキャップの印字まで墨色になっており、ミニマルで凄くかっこいい。
別売りで、キーキャップが販売されており、HHKBを無刻印化などのカスタマイズをすることも可能です。
キースイッチが、特殊な為なのかもしれないが、商品数が少なくて選択肢は少ないが、自分好みにカスタマイズするのも楽しそうです。
高耐久で中毒性の高い打鍵感で作業が楽しくなる
HHKBの最大の特徴は、この打鍵感です。
深いストロークと打鍵感、打鍵音がとても良く、かなり中毒性のあるキーボードです。
本当に、キー入力が楽しくて病みつきになります。
そんなHHKBは、静電容量無接点方式という特集なキースイッチを採用しているのが特徴です。
一般的なキーボードは、スイッチ内に金属の接点があり、その接点が感知して入力される仕組みです。
ですが、静電容量無接点方式は、キーが押し込まれ電極同士が接近すると、静電容量の変化を感知して、入力される仕組みとなっています。
物理的な接点がないので、一般的なキーボードよりも耐久性があり、HHKBは1つのキーに3000万回の耐久性があり、一生モノのキーボードと言える。
またキータッチも軽く、最後まで押し切らずにキー入力ができるので、疲れにくいという一面もみられました。
打鍵音が小さくオフィスや出先でも作業が可能
HHKB Professional HYBRID Type-Sは、静音モデルとなっており、打鍵音が他のモデルよりも抑えられているのが特徴です。
打鍵音は、スコスコ....といった感じで不快感が少なく、とても気持ちの良い打鍵音になっています。
この打鍵音なら、会社や学校など、カフェなどでも作業が可能です。
BluetoothとUSB Type-C の両方の接続に対応
HHKB Professional HYBRID Type-Sは、BluetoothとUSB Type-C の両方の接続に対応している。
他のHHKBのモデルは、BluetoothとUSB Type-C のどちらかの接続にしか対応していないが、このモデルは両方の接続に対応しています。
Bluetoothは、最大4台までの同時接続に対応しているので、デバイス間で非常にスムーズに切り替えることが可能です。
また、USB Type-Cでの有線接続にも対応しているので、状況に応じて変更することが可能です。
考え抜かれた合理的なキー配列
HHKBの特徴として、コンパクトでミニマルな考え抜かれたキー配列が、挙げられると感じています。
HHKBのキー数は60しかなく一般的なキーボードと比べてかなり少ないキー数なっています。
キーボードのホームポジションから、手が離れないように設計されており、配列に慣れることができると高速でタイピングすることが可能です。
そして、Controlキーが特殊な場所に配置されています。
本来のCapsLockの位置に配置されており、ショートカットキーが押しやすいようになっています。
かなり慣れが必要な配列ですが、使いこなすことができるようになると、かなり快適に作業ができます。
HHKB Professional HYBRID Type-Sの気になるところ
価格が高い
まず、HHKBの気になるところは、価格が高いというところです。
一般的なそこそこ良いキーボードは、6,000円程で購入することができます。
しかし、今回僕が購入したHHKBは、約3万5000円とかなり高額だ。
また、実機を置いている店舗も少なくて、試し打ちができないので、なかなか購入しずらいのが現状です。
英字配列には矢印キーがない
HHKBの気になるところとして、英字配列モデルに独立した矢印キーがないことが挙げられる。
Fnキーを使用することで、矢印キーを使用することはできるが、やはり使いにくいなと感じることがあります。
現在は、慣れて解消できてはいますが、人によっては使いにくいなと、感じることがあるだろうなと思います。
一度手にしたら沼に入る。中毒性の高いキーボード
HHKBの気になるところとして、中毒性が高いことが挙げられる。
HHKBを導入してから、HHKBじゃないととタイピングが楽しくないなと感じるようになり、出先や学校などにも持ち運ぶようになってしまいました。
そこそこ重量もあり、分厚さもあるキーボードなので、持ち運びにはあまり適してはいないのですが、中毒性の高さのあまり、このような現象に陥ってしまっています。
HHKBを手にしたら、この打鍵感に惹かれHHKB沼にハマってしまう可能性もあるので、覚悟が必要です。
HHKB Professional HYBRID Type-Sはこんな方におすすめしたい
・長時間文字入力をするエンジニアやライターなどの仕事の方
・ブロガーや記者などの仕事をされている方
・キー入力を楽しくしたい方
・毎日使うモノは、いいモノを使いたい方
・パソコン作業の疲れを軽減させたい方
まとめ
このような感じで、HHKB Professional HYBRID Type-S をレビューしてみました。
3万円以上もする高級キーボードで、高校生の僕には、かなり勇気のいる買い物でしたが、結果的にとても購入してよかったです。
特に、長時間のタイピング時にかなり恩恵があり、使えば使うだけ手に馴染んでくるキーボードです。
また、打鍵感やキーストロークが絶妙で、中毒性が高くなり、まるで楽器のようにキーボードでの文字入力を楽しませてくれます。
HHKBは、家電量販店などでは、実機が置いてある店舗が少なくて、試し打ちが出来ずに、購入しづらいなというところはありますが、長時間PC作業をされる方などは、試さなくてもオススメできる製品です。