最近、話題のM1チップ搭載MacBookが手元にやってきた。
ありがとうMacBookPro16インチ僕がMacを手放す理由
で紹介しましたMacBook Pro 16インチを売却して、M1チップ搭載のMacBook Pro 13インチを購入することにしました。
Appleのオンラインストアから注文して、僕の手元に届くまでに人気があるようで、約1ヶ月程かかりました。
M1チップ搭載のMacBook Proを、ガッツリと使用してみましたのでレビューをしていきます。
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僕がMacBook Pro 13インチを買った理由と購入スペック
購入したMacは、MacBook Pro 13インチ。
MacBook Pro 13インチを購入した理由は
「13インチ程度のコンパクトなPCで動画編集等そこそこの重たい作業もこなせるPC」が欲しいということで、このPCを選びました。
スタンダードのMacBook Proからカスタマイズを行っておりメモリを8GBから16GBへ。
ストレージを512GBから1TBへカスタマイズしている。
購入したMacのスペック
- 8コアCPU、8コアGPU、16コアNeural Engineを搭載したApple M1チップ
- 16GBユニファイドメモリ
- 1TB SSDストレージ
- True Tone搭載13インチRetinaディスプレイ
- バックライトMagic Keyboard - 日本語(JIS)
- Touch BarとTouch ID
- Thunderbolt / USB 4ポート x 2
カスタマイズ込みの価格で、全部で21万円。
僕は学生なので学割を使用し、約19万円ほどで購入しました。
通常では21万円。
学割使用で19万円と聞くと、それでも高額ですが、以前のMacBookと比べると、かなりお手頃になったという印象。
コスパも良くなり、MacBookが非常に手が届きやすくなったのではと思っている。
なぜMacBook AirじゃなくMacBook Proを選んだのか
新しく発売されたM1チップが搭載されたMacBookは、
MacBook AirとMacBook Proで、あまりスペックに差がないからなのか、MacBook Airを買う人が多いみたいです。
だが、僕は以下の理由からMacBook Proを選びました。
僕がMacBookProを選んだ理由
- 重い作業を長時間するので、性能維持の為 冷却ファンが欲しかった。
- 外出先で使う機会が増えたので、バッテリー持ちが良いほうがいい。
- 値段が少し高いが、少しでも生産性があがるなら良いものを使いたい。
- せっかく買うならProが使いたかった。
M1 MacBook Proを使ってわかったメリット
やはりパフォーマンスが高い
使用してみて感じたのは、やはり噂どおりに、全体的なパフォーマンスが高くサクサク快適に使用できます。
MacBook Pro 13インチという小さい筐体ながら、MacBookPro16インチと同等クラスの性能を秘めています。
ブラウジングや資料などの軽い作業も非常に快適。
少し重たいAdobe系のソフト LightroomやPhotoshop、Illustratorなども快適で、現像やデザイン制作も、かなりできるという印象。
4Kの動画編集やその他の重たい作業もしてみたところ、やはり書き出しは遅いかなという印象。
発熱&ファンがほぼ回らない
M1チップになってから、発熱やファンの回転が少なくなった。
今までのインテル製のチップでは、熱を持ちやすくキーボードや本体が熱くなり、熱をもちだすとファンが回り始めてファンの音がうるさいなどのデメリットがあった。
一方で、M1チップになってから、発熱やファンの回転が、ほぼなくなった。
やはり、発熱やファンの駆動音が静かなのは、かなりのメリットで作業に集中することができる。
ノートパソコンでも、重い作業が、かなり快適に行うことができる。
バッテリー持ちが良い
M1チップになり、バッテリー持ちが、かなり良くなりました。
今までMacBookPro16インチを使用していたときは、バッテリー持ちは悪くて、カフェなどでは、ACアダプターがないと不安。
いつも電源のある席を探していたが、M1チップ搭載MacBook Proになってから最大20時間使えるようになり、電源がない環境でも安心して作業ができるようになりました。
ノマドワーカーや外でPC作業をする方は、かなりの恩恵を感じられるポイントです。
M1 MacBook Proを使ってわかった気になるところ
ポートが少ない
購入前からわかってはいたが、やはりポートの数が少ない。
Type-Cポートが左側にしかなく不便だなと感じることがある。
Google Driveなど対応していないアプリがある
Google Driveなど、まだ完全に対応していないアプリが多い。
M1へ、ネイティブ対応してないアプリは、ロゼッタを経由しインテル版アプリを起動できるが、バグがあったり動作が遅い時も、あったりするのが事実。
officeのエクセル等。
いずれ対応してくると思うので、エンジニアさんを応援して待ちたいと思います。
M1 Macの性能は凄いけど、ハイエンドPCではない
デスクトップキラーやiMacキラーと言われてはいるが、少し注意が必要。
マニアックな話になってしまうが、M1チップ搭載Macはシングル性能は非常に優秀だが、マルチコア性能やGPU性能はそこまでズバ抜けて優秀ではない。
M1チップ搭載Macのマルチコア性能は、MacBookPro 16インチと同等スペック。
MacBook Pro 16インチはMacBookではかなり高性能なPCだが、上には上がある。
かたよったM1べた褒めなどで、iMacやデスクトップの性能が、手に入ると思い購入すると性能にがっかりするかもしれない。
M1 MacBookは、「性能が良い!何でも使える高性能PCだ!」と思って購入するのは、やめておいたほうが良いと感じています。
まとめ
このような感じで、M1搭載のMacBook Proのレビューをしてみました。
M1搭載のMacBookは、噂どおり動作もサクサクで13インチとは思えない性能を秘めている。
世の中の90%の人が、満足できるPCと言われている方がおられるが、マルチコアをもっと必要とする作業や高性能なGPUを必要とする作業では、購入は見送る方がいいのかなと感じています。
また、M1チップへネイティブ対応していないアプリケーションも沢山あるが完全に対応すると、爆速になりそうです。
M1チップ搭載のMacの未来がどうなるのか。
これから先が楽しみです。
追記 2021/7/25
Adobe系のソフトPremiere Pro、 Lightroom、Photoshop、Illustratorを使用したところ、M1搭載のMacのアップデートにより、爆速化しました。
最後までご覧いただきありがとうございました。