「普段の生活からアウトドアなシーンまで活躍するオシャレなボトルが欲しい!」
僕は今まで色々な水筒を試してきました。
海外メーカーのボトルや国内メーカーのボトルまで幅広く愛用してきました。
僕が普段の生活で求めているボトルは以下の通りです。
・見た目の良さ
・飲みやすさ
・保温力、保冷力
・軽さや持ち運びやすさ
・洗いやすさ
・朝から夕方までの十分な水分補給量
今回、僕のボトル迷走に終止符を打つような、条件を満たしたステンレスボトルに出会うことができました。
2021年7月に発売されたタイガーカスタムボトル MCZ-D060という新製品で、数週間、普段の生活で使用してみましたのでレビューをしていきます。
タイガーカスタムボトルの特徴とスペック
今回、レビューするタイガーのカスタムボトルは、全7色の展開。
容量は、「400ml」と「600ml」と「800ml」の3つの容量から選択が可能です。
ボトルに取り付ける「せん」も、ハンドルせんとコップせんから選択が可能です。
僕は、容量を確保した600mlを選択し、持ち運びしやすいハンドルせんを選択しています。
ちなみに、コップせんは、このような感じです。
メーカー公示のスペックは、以下のとおりです。
品番 | MCZ-D040 | MCZ-D060 | MCZ-D080 |
実容量 | 0.4L | 0.6L | 0.8L |
保温効力(6時間) | 61度以上 | 67度以上 | 72度以上 |
保冷効力(6時間) | 10度以下 | 9度以下 | 8度以下 |
サイズ (約)(cm) 幅 × 奥行 × 高さ |
7.8 × 7.8 × 19.6 | 7.8 × 7.8 × 24.5 | 7.8 × 7.8 × 29.4 |
本体質量 (約) | 0.24kg | 0.29kg | 0.32kg |
タイガーカスタムボトルを開封してみる
タイガーのカスタムボトルを箱から取り出してみた。
箱は、ボトル本体とせんが選択できるためか箱は別々になっています。
今回、僕が選んだボトル本体のカラーは、パシフィックビーチを選択。
取り扱い説明書は、スマホのQRコードから読み取るものにとなっており、環境に配慮されています。
ボトル上部に取り付けるせんも、冒頭で紹介したハンドルタイプのせんを選択。
ハンドルがついている方が、持ち運びもしやすいかなと思いハンドルせんを選びました。
箱から取り出し、組み立てました。
まず一番最初に感じたのは、ボトルカラーが可愛すぎる....
アウトドアなシーンから普段の生活にも馴染むカラーだと思います。
タイガーボトルの良い所と気になる所
タイガーカスタムボトルの良い所
サスティナブルを意識したカラーコンセプト
カラーのバリエーションは、7種類で各色にはコンセプトがあります。
環境を破壊せずに、生活を持続できる社会を目指すという思いが感じられます。
カラー | コンセプト | テーマ |
コバルトブルー | ウミガメ | 海洋汚染対策 |
イエロー | ベンガルタイガー | 絶滅危惧種の保護 |
レッド | 生命力 | 人権保護 |
パープル | アジサイ | 土壌汚染対策 |
ライトベージュ | 砂浜 | 砂浜保護 |
モスグリーン | 深い森 | 森林保護 |
マットシルバー | チタン鉱石 | 人類化学への挑戦 |
ちなみに、僕は先程も紹介しましたが、砂浜保護のPACIFIC BEACH(ライトベージュ)を選択しています!
タイガーカスタムボトルの飲みやすさ
熱い飲み物を入れると飲む時に、ヤケドとの葛藤があります。
この製品は、飲み口が大きいので、熱いものが飲みやすいように配慮されています。
また、このボトルはとても薄く作られていますが、熱湯を入れても外側には暖かさを感じられなく、しっかり保温されます。
タイガー魔法瓶は2023年に創立100周年を迎えます。
創立以来、「真空断熱技術」と「熱コントロール技術」を用いた、
高次元の熱制御にこだわり続けてきました。
次の100年も変わらずこの技術を活かして、
「世界中に幸せな団らんを広める。」ことを実現してまいります。
せんは二層構造になっているので、大きな氷でもストレスフリー
このボトルのせんは二層構造になっています。
下のせんを回して外すと、かなり大きな氷でも余裕で入れることが可能です。
いちばん下のせんには、ストッパーを搭載しており、勢いよく飲んでも、氷が口にあたるのを防いでくれます。
このフタには、SIAAマークが表示されており、抗菌効果があります。
加工されていない製品の表面と比較し、細菌の増殖割合が 1/100 以下であり、耐久性試験後も抗菌効果が確認されること。抗菌性は国際基準 ISO22196 に準じて行なわれた試験結果に基づき判定。
タイガーカスタムボトルは「保冷力」と「保温力」に優れている
メーカー公表の保温・保冷性能
保温効力 95度±1度の時から1時間後は、85度以上で6時間後は、67度以上。
保冷効力 4度±1度の時から6時間後は、9度以下。
室温は、20度±2度で縦置きにした場合
体感では、もっと保持力があるように感じました。
僕の使用環境での感想となりますが、保温力は、朝の7時に入れたホットコーヒーが昼ぐらいまでは十分熱く、夜の8時でもまだ温かい飲み物として保温されていました。
保冷力も試してみましたが、朝の7時に氷を多めに入れたアイスコーヒーが、夜の8時でも氷が残っている状態でした。
タイガーカスタムボトルは、軽くて持ち運びがしやすい
今回、紹介しているモデルは、600㎖の容量で最初に見たときは、少し大きくて重そうだなと感じましたが、実際に取り出して手にした時、「これ本当にステンレスボトル?」と思うくらいとても軽量なボトルでした。
保温力や保冷力の高いボトルは、重量があるので、「今日はペットボトルでいいかな...」となることが多いですが、このカスタムボトルの本体質量は、290gです。
今まで色々なステンレス製のボトルを使ってきましたが、ダントツの軽さでした。
また、持ち運ぶ際、筒の部分を掴んで持つのと、上のハンドルを指に引っ掛けて持つのとでは、感じる重さが全然違います。
満タン時、筒を持つとズッシリしますが、ハンドルを持てば指一本でも軽々と持つことができます。
この製品は、フタは回して外して飲むのですが、その時にフタのハンドルを指に引っ掛けて飲むことができます。
フタを片手で持ちながら飲んだり、机の上に置いたりとかしなくても、大丈夫です。
フタをきつく締めすぎた時も、ハンドルが斜めになっていることにより、力が入れやすく開けやすいです。
表面のパウダーコーティングで滑りにくい
表面は、ザラザラで肌触りの良いパウダーコーティング塗装が施されています。
パウダーコーティングを採用することで、濡れた手でボトルを手に取っても、滑り落ちないように配慮がされています。
底面はゴム素材を採用することで、金属音が響かない
底には、ゴムのような素材になっており、デスクや床などに、傷を付けにくくなるのと滑りにくくなっています。
ボトルを置く時の音も軽減されて、静かな場所での使用でも気軽に使うことができます。
タイガーカスタムボトルは洗いやすく、メンテナンス性も良い
洗いやすさについてですが、フタの部分を2か所回して外して、気になるようであればパッキンも2か所とも外れるので、パッキンもきれいに洗うことができます。
パーツは、全て外して洗うことができます。
本体も丸洗いでき、口が大きいのでスポンジも入りやすいです。
内側が、光沢があってツルツルに加工されているので、汚れも付きにくいです。
汚れにくくサビに強いスーパークリーンPlus(プラス)というものが施されており、汚れ・ニオイがつきにくく、塩分が含まれているスポーツドリンクを入れてもOKだそうです。
タイガーボトルの気になる所
車のドリンクホルダーに入らない
僕が、実際に使用して感じた気になるところは、車のドリンクホルダーに、ボトルが入らないこと。
特に、ドアにあるサイドのドリンクホルダーは、あと数ミリというレベルだったので非常に惜しい。
せんの2段目が開けにくいときがある
1段目のフタは、ハンドルがあるので開けやすいが、2段目のせんが丸くて力が入らず開けにくい時がある。
表面にもっと凹凸をいれてくれたら開けやすくなるのになと感じました。
まとめ
このような感じでタイガーカスタムボトル MCZ-D060をレビューしてみました。
デザインもよく、環境にも配慮されており、機能性やメンテナンス性も高く、ユーザー目線で考えられているボトルだなと感じました。
それと、タイガー魔法瓶が掲げる「4つの約束」というものにも共感するところがありました。
1.HUMAN RIGHTS 脱・紛争鉱物
-紛争鉱物を使わない-
2. ANTI POLLUTION 脱・フッ素コート
ーフッ素コート不使用ー
3. HEALTH PROTECTION 脱・丸投げ生産
ー自社工場生産ー
4. SUSTAINABILITY 脱・プラスチックごみ
ーマイボトルでプラスチック削減ー
(画像の一部は、タイガー公式ホームページより引用)
最後までご覧いただきありがとうございました。