2021年4月度より、僕は、S高等学校の通学コースに入学しました。
いわゆる、通信制高校の通学コースで、選択したのは週1回の登校コースです。
その他の授業は、ネットでの授業となります。
同年に開校したばかりの高校なので、1期生となります。
僕が、入学したのはS高等学校ですが、同じく角川ドワンゴ学園が経営しているN高等学校という高校があります。
N高等学校とS高等学校の違いは、ほとんどなくて同じ授業内容で、2年生の時に行くスクーリングの本校の場所の違いが、あるくらいです。
この記事では、N高S高に入学して、実際に感じたことを正直にまとめていきたいです。
この記事はこんな方におすすめ!
・N高S高について気になっている方
・N高S高に入学または転入したい方
・N高S高に実際に入学した人の感想を聞きたい方
・通学コースに入学しようか迷っている方
N高・S高に入学してみて感じた良いところ
普通の高校では、できない体験ができる
良いところ1つめは、「 普通の高校ではできない体験ができる」ということ。
N高S高では、起業部や投資部、政治部、eスポーツ部など、一般的な高校では無いような部活動が多くあります。
部活だけでなく同好会の数もかなり多いので、自分の興味のあるものも見つけやすいと思います。
また、部活動や同好会だけではなく、プロやクリエイターなどを招いた講習会やイベントなどをZOOMを活用して頻繁に行われています。
通学コースでは、「プロジェクトN」や「21世紀型スキル学習」という授業や中国語の専門講師による授業など、他の学校では中々できない体験ができる学校だと感じています。
・プロジェクトN
高校生が社会に出て活躍するための知識やスキルを身に付ける授業
・21世紀型スキル学習
社会で自分らしくより良く生きていくスキルを身につける授業
まだ、N高・S高に入学して3ヶ月ほどですが、高校卒業資格を取りながら、色々なことに挑戦できる環境だなと実感しています。
自由な時間が多い
良いところ2つめは、全日制の高校と比べ通信制なので自由な時間が多いということです。
N高S高校は通信制高校なので、とても自由度が高く、自分の時間を確保することができます。
僕は、この自由な時間を活かして、アルバイトやブログ運営、Webデザインなどに取り組んでいます。
入学当初は「空いた時間をしっかりコントロールできるのかな?」と、とても不安でしたが、徐々に計画を立てて進めることができるようになってきました。
フレンドリーな先生が多い
良いところ3つめは、キャンパスによって違いがあるのかもしれませんが、N高S高の先生方は、フレンドリーで優しい方が多いなと思っています。
生徒と先生との距離感も結構近く、とても楽しい学校だなと感じています。
ITリテラシーを高めることができる
良いところ4つめは、高校生のうちからITリテラシーを高める事ができることです。
N高S高では、生徒にAdobeCCを配布しており、プロのクリエイターが実際に使用しているソフトを使用できます。
また、生徒もITリテラシーが高く、実際にプログラムを組んでいる人なども非常に多いです。
分からない事があっても、気軽に相談できたりもするので、いい環境だなと感じています。
N高S高は「ネットの高校」なので、新しい技術に触れる機会が多く、とても勉強になることが多いです。
全国に友だちができる
良いところ5つめは、全国に友だちができることです。
N高S高では、約2万人以上の生徒が在籍しているので、全国各地にネットを通じて友達ができます。
日本だけではなくて海外に住んでいる方もいるので、海外の話も聞けたりするので、とても面白いです。
周りに行動力のある人が多いので、いい刺激になる
良いところ6つめは、周りに行動力がある人が多く、いい刺激になるということです。
N高S高は、自由な高校なので自分のやりたいことが、思う存分にできる環境だからなのかと思います。
僕の周りだと、実際にエンジニアとしてコードを書いてる人だったり、グラフィックデザインをしている人
歌舞伎をしている人や、飛行機を操縦して空を飛んでいる人もいたりします。
色々なことに挑戦している人が多いので、とてもいい刺激をもらうことができ、「自分も頑張ろう...」と思わせてくれます。
N高・S高に入学してみて感じた気になるところ
積極的に行動しないといけない
気になるところ1つめは、N高S高は、かなり自由な高校なので、積極的に行動しないといけないなと感じました。
一般的な高校では、課題を提出しないと先生が注意をしてくれたりなどがあると思いますが、N高S高では、レポートを最終締め切り期日までに提出しないと留年になります。
また、学校のイベントや部活動なども全て自由なので、ある程度自分から動かないといけないので、苦手な方は厳しいかもしれないです。
ですが、自分から行動を起こす練習となるので、とてもためになっています。
学費が高い
気になるところ2つめは、シンプルに学費が高いなと感じています。
コースにより、学費は変動しますが、通学コースの学費は、かなり高いです。
週5コースは、年間100万円ほど必要なので、私立大学と同じくらいの学費が必要になります。
また、週1コース、週3コースは通学定期券や通学用割引普通回数乗車券が利用できないので、遠方からの通学となると、かなり交通費もかかります。
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N高・S高 学費と高等学校就学支援金について分かりやすく解説
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学校が定期的に炎上する
気になるところ3つめは、学校が定期的にネットニュースに取り上げられて炎上することです。
かなりの頻度で、ネットニュースにN高・S高の話題が掲載されます。
自分の学校がネットニュースになるという、一般的な高校ではあまりないようなことが起きるので、ニュースなどに敏感な人は、気になるポイントかもしれないです。
プロジェクトシートを書くのが大変
気になるところ4つめは、毎日プロジェクトシートという日誌を書かなければいけないことです。
僕は元々、別のアプリで全てスケジュールを管理していたので、正直なところスケジュール管理を2つに分けるのは、面倒くさいというのが本音。
スケジュールを管理の方が拡張性も良いですし、機能も充実しているので使いづらいなと感じています。
また、プロジェクトNという授業の終わりに、今日の授業の振り返りを書かなければ行けないのですが、書く時間が短すぎます。
こんな短時間で、「どうやって書くんや!」と突っ込みたくなるほど短いです。
電車などの公共交通機関が遅延しても「遅刻扱い」になる
気になるところ5つめは、電車などの公共交通機関が遅延しても、遅刻扱いになることです。
以前までは、遅延証明書があれば、公共交通機関が遅れても遅刻扱いにはされなかったが、最近、遅刻扱いに変更になりました。
自分は遠方から通学しているので、正直きついなと感じています。
正直なところ「プログラミング」という授業の名前が微妙
気になるところ6つめは、プログラミングという授業の名前が微妙な点。
N高S高では、プログラミングという授業があり、PCなどを利用してモノづくりをするという授業があります。
なぜ、プログラミングという授業の名前にしたのか謎だなと感じます。
プログラミングという名前だと、「コードを書く授業なのか!」と誤解されることがあるので、正直名前を変えて欲しいです。
僕のこれからについて
僕は、今までは週に1回学校に登校していましたが、10月から週1コースから週3コースへ変更することに決めました。
週3コースに変更する理由は以下の通り。
僕が週3コースに変更する理由
・シンプルにもっと学校に登校したい。
・週3コースから参加できる長期型のプロジェクトNに参加したい。
・週1コース対象外のイベントに参加したくなったから。
・週3コースの方が知り合いが多い。
まとめ
このような感じで、実際にN高S高に入学して、3ヶ月程経過して感じたことを、まとめてみました。
気になるところなどもありますが、全てひっくるめて、僕は入学してよかったなと思っています。
学校生活も充実していますし、先生や友達も優しい人が多く、学校に行くのが楽しいなと日々感じています。
かなり特殊な学校なので、向いていない人もおられると思うので、万人におすすめできる学校ではないですが、僕にとっては最適な学校だったと感じています。
もし、この記事が入学を検討している人の参考になれば、とても嬉しいです。