「手軽に、自家発電したい!」
最近の電力不足の問題や、災害時の備え、アウトドアでの快適な環境構築がしたいということで、我が家にも、ポータブル電源とソーラーパネルを購入しました。
ポータブル電源と言えば、Jackeryでしょう! と最初は思っていましたが
(実は、その時はJackeryくらいしか知らなかった)
色々と調べていると、我が家の使用目的からすると、Jackeryではないなと、確信しました。
今回は、Anker 757 Portable Power StationとAnker PowerSolar 3-Port 100Wのレビューと購入に至った理由を、まとめていきます。
Anker 757 Portable Power Stationの開封
箱は20㎏以上あるのは、知ってはいたが、実際に持ち上げると、重くてこれを持ち運びするのは、大変だろうなというのが第一印象。
梱包されているクッションは、非常に分厚くて輸送時の落下でも、安心レベル。
Anker 757の付属品
本体 |
本体用カバー |
AC充電ケーブル |
シガーソケット充電ケーブル |
ソーラー充電ケーブル |
取扱説明書 |
Happy? Not happy? カード |
Anker 757の製品仕様
サイズ | 約463 x 288 x 237mm |
重さ | 約19.9kg |
入力 | 100-120V~ 12A Max, 50Hz/60Hz | 本体充電時の最大入力電力:1,000W | パススルー充電時の最大入力電力:1,200W |
出力 | AC:110V~ 13.64A、50Hz/60Hz、最大1500W (瞬間最大2,400W) | USB-C (上部):5V=3A / 9V=3A / 15V=3A / 20V=3A / 20V=5A (最大100W) | USB-C (下部):5V=3A / 9V=3A / 15V=3A / 20V=3A (最大60W) | USB-A:5V=2.4A (各ポート最大12W / USB-Aポート合計最大48W) | シガーソケット:12V=10A (最大120W) |
バッテリー容量 | 384,000mAh / 1229Wh |
ソーラーパネル入力 | 最大300W |
UPS(切替時間) | 20ms |
充電時間 | 最短1.5時間 1時間で80%まで充電可能 |
動作温度 | -20度〜40度 |
Anker PowerSolar 3-Port 100Wの開封
ポータブル電源の綺麗な内装箱とは、打って変わって、外装箱のような段ボール箱の中に、製品が入っていました。
箱には、製品のイラストとスペックが書かれています。
見た目のワクワク感は、少し削がれるが、エコや価格に反映されているならば、良しとしたところです。
PowerSolar 3-Port 100Wの付属品
本体 |
XT60 & XT60 ケーブル |
XT60 & DC 7909 変換コネクタ |
取扱説明書 |
Happy? Not happy? カード |
PowerSolar 3-Port 100Wの製品仕様
サイズ | 格納時 : 約525 x 470 x 85mm 展開時 : 約 1,446 x 525 x 45mm |
重さ | 約5kg |
出力 | USB-Cポート : 5V = 3A USB-Aポート : 5V = 2.4A |
最大消費電力 | 100W |
定格電圧 | 18V |
定格電流 | 5.55A |
Anker 757 ポータブル電源の特徴
ほとんどの家電に対応
最初は、10万円くらいでポータル電源とソーラーパネルを、買おうと思って調べていましたが、その価格帯だと最大出力が、よくて700Wぐらい。
EcoFlow RIVER Proで、X-BoostモードをONにすれば、一部の機器に1200Wまで供給できるというものがありましたが、その一部が気になるところです。
やはり、調べていくと欲というものが出てくるのか、災害で電気が止まってしまった時に、電子レンジや電気ケトルやドライヤーが使えたらいいなと思ってしまいます。
Anker 757 Portable Power Stationは、ほとんどの家電を使用できるのが、魅力です。
長寿命
Anker 757 Portable Power Stationは、リン酸鉄リチウムイオン電池を採用しています。
購入を検討していたJackeryの機種は、リチウムイオン電池で充放電サイクルは、サイクル500回にて80%の容量保証となっており、リン酸鉄リチウムイオン電池を採用しているAnker 757は、サイクル3,000回にて、80%以上の容量保証となっています。
JackeryからAnker 757に、心移りしたのも、これが結構大きいです。
高い買い物なので、できるだけ多く、できるだけ長く使いたい。
6倍の寿命差は、インパクトが、でかすぎる!
リン酸鉄リチウムイオン電池とは
通常のリチウムイオン電池と比較して、熱安定性が高くて安全性が、高いというところです。
乾電池もそうですが、バッテリーは自己放電し、鉛蓄電池の自己放電率に至っては、月に約20%ともいわれています。
リン酸鉄リチウムイオン電池の自己放電率は月に1%です。
長い間、充電せずに放置していたとしても、いざという時に使用できる可能性が、高くなります。
デメリットもあり、電気容量に対して価格が高くなるところです。
原材料費は安いそうですが、リチウムイオン電池化にするのに、コストがかかるそうです。
重い
同じ電力効率で、リチウムイオン電池と比較すると、リン酸鉄リチウムイオン電池は、かなり重量が増します。
Anker 757 Portable Power Stationは、約20㎏の重さなので、手軽に持ち運びは不向きで、特に1人で階段を上る時にはつらい。
しかし、メーカー側も、運びやすくするための努力は、感じられて、太いグリップにお腹の方でも支えられ、重いけれども持ちやすいという感じです。
製品が届いて、外装箱を持って移動した時は、重すぎと思いましたが、製品を取り出しグリップを持って、お腹の方にあてると、以外と1人でも、持ち運べることがわかりました。
パススルー充電・UPS(無停電電源装置)搭載
Anker 757 Portable Power Stationは、パススルー充電に対応しています。
一般的なポータブル電源は、充放電サイクルに影響を及ぼしますが、このポータブル電源は、バッテリーを介さずに、直接電源を繋がっている電化製品に供給されるので、バッテリーの劣化がありません。
使用していても、バッテリーが温存されていると思うと、得をした気分になります。
それと、UPS(無停電電源装置)も搭載されています。
我が家では、停電が起きて、すぐに大変になるということは、ないとは思うが、デスクトップパソコンで作業中に停電が起きたら、タイミングによっては、ショックだろうな。
会社にとっては、必要な機能でしょうね。
Anker PowerSolar 3-Port 100Wの特徴
Ankerのポータブル電源の購入を決めたので、相性とかも良いであろうということで、Ankerのソーラーパネルを購入しました。
他メーカーも含め、色々と調べましたが、迷うことなくこれ一択でした。
発電に最適な角度
Anker PowerSolar 3-Port 100Wの最大の特徴としては、パネルを最適な角度に、調整できる太陽の位置測定器がついていることです。
プラスチック製のカバーに、青い点が印字がしてあり、太陽に向けてその影が、赤い丸印の中に入っていれば、最適ですよということで、初心者には、非常にありがたい機能です。
メーカーからのセールスポイントとしては、単結晶パネルを採用することで、最大23.5%の高効率でソーラー充電が可能です。と書いてあったので効率が良いのでしょうね。
扱いやすさ
四つ折りの収納型となっています。
取っ手が付いており、バッグを持つような感覚で、持ち運びができるので、便利です。
取っ手には、磁石が入っていて取っ手どうしで、パチンとくっ付いてくれます。
開けると、マジックテープが多用されており、劣化しないことを祈るばかりです。
スタンドは、3本あり、これもマジックテープで固定されています。
パネルの表面は、ガラスぽいのかなと思っていましたが、意外と生地ぽい感じです。
スタンド兼収納は、大きくて収納力があります。
収納のチャックは、2つ付いていて両開きなので、取り出しやすいです。
ポータブル電源に繋げるXT60とUSB Type-C・USB Type-Aの3種類のポートが搭載されています。
ポータブル電源を介さずに、直接スマホやタブレット等に充電できるのは、うれしいです。
XT60のポートからポータブル電源の裏側にあるポートへ繋ぐと、すぐに充電が始まります。
特に、設定等はいらないです。
スタンドが、少したわんだり、位置測定器のところが、生地なのでパネルと水平にしにくいので、最適な場所にするのに、時間がかかりました。
慣れれば、早くできるのかな。
価格
2022年5月30日のAmazonのタイムセール祭りで購入しました。
その時の購入価格が
Anker 757 Portable Power Station 169,900円
Anker PowerSolar 3-Port 100W 25,330円
この記事を書いているのは、7月12日で、Amazon プライムデーの日です。
価格を調べてみると
Anker 757 Portable Power Station 119,900円
たった、1ヶ月半ほどで、5万円も安くなっている。
かなり ショックな出来事です。
Anker PowerSolar 3-Port 100Wの方は、プライムデー前から、在庫切れのようで、割引価格は表示されていないようです。
まとめ
高価な買い物なので、後悔しないように、色々と調べました。
それにより、電化製品というのは、どれくらいの電力が、必要なのかというのが、詳しくなったように思いますし、省エネに関しても、意識づけされたような気がします。
夏なので、太陽光での充電の夏なので、太陽光で発電した電気をポータブル電源に貯めて、自宅にあるこの電化製品は、これだけの電力を使用しているのか、というのを楽しんでいきたいと思います。
購入して、良かったです。
(画像は、Anker公式サイトより一部引用)
最後までご覧頂きありがとうございました。