「メカニカルキーボードを使いたいが、カチャカチャ音が....」
最近、遠方にいる友達たちと、通話をしたりビデオ通話を楽しむことが増えてきました。
そして、気になりだしてきたのが、メカニカルキーボードの「カチャカチャ音」
僕のメインで使用しているメカニカルキーボードは
Macでメカニカルを楽しむ Epomaker SK64Sレビュー
で紹介させて頂いたEpmakerのSK64Sです。
キースイッチは、赤軸の物で静かな部類だが、やはり音が響いて通話の邪魔になっているのではないかと感じ始めてきている。
というわけで、メカニカルキーボードのタイピング音を軽減する「静音化リング」というものを見つけたので、購入して取付を行ったので、使った感想などをまとめていきたい。
メカニカルキーボードを静音化するために購入したモノ
・FILCOKeyPuller FKP01
今回、メカニカルキーボードを静音化すために購入したモノは、この2つ。
Cherry MX軸対応 静音化リング MXORDP
メカニカルキーボードを静音化するために購入した静音化リングは、Scythe(サイズ)のMXORDPです。
シリコン製のリングで、Cherry MX軸対応の製品。
メーカー | Scythe(サイズ) |
製品名 | MXORDP(静音化リング) |
サイズ | 4.5×2.0mm(内径×厚さ) |
対応スイッチ | Cherry MX・Cherry MX互換スイッチ |
素材 | シリコン |
保証 | 6ヵ月 |
特徴 | 打鍵時のキーキャップとスイッチの接触音軽減
打鍵ストロークを浅くすることで、高速タイピングのストレス軽減 |
FILCO KeyPuller FKP01
静音化リングの購入と同時にFILCOのKeyPullerというキーキャップ引き抜き工具を同時購入しました。
この工具を使用することで、キーボードに傷を付けずに、スムーズに簡単に作業することが可能。
以前、写真上のプラスチック製の引き抜き工具を使用していたが、かなり使いにくく、キーキャップの交換に時間が、かかっていました。
FILCOのKeyPullerを使用すると作業の快適性が、かなり向上するので、メカニカルキーボードを所有している方は、針金タイプの引き抜き工具を1つ持っていると、かなり便利だと思います。
今回、購入したFILCOのKeyPullerは「あわせ買い商品」なので、キーボードと静音化リング等と、同時購入するのをおすすめします。
静音化リング「 MXORDP」を取り付けてみる
まずは、キーボードのキーキャップを専用工具で差し込む。
引っ張るとキーキャップが取れるので、裏面にリングをはめ込むだけと、とても簡単。
静音化リングのはめ込む数は、好みとなるので1つから試してみて、もう少しストロークを浅めにしたければ2個はめるといった感じです。
ちなみに僕は、2個はめました。
あとは、元通りにキーキャップを、はめ込むだけで取り付け完了です。
僕の使用しているキーボードは、全部で64キーのコンパクトなキーボードだが、一度に全てはめ込むと、かなりの労働なので、時間があるときにゆっくり作業するのがおすすめです。
Amazonのレビューによるとフルサイズキーボードでも、リングの数は足りているみたいですとありましたが、さすがに、ひとつのキーキャップに2つのリングをはめ込むとなるとリングの数は足りないです。
フルサイズキーボードの方は、買い足しが必要です。
僕は、64キーのコンパクトなキーボードなので、2つはめ込んでも余りました。
静音化リング MXORDPを使ってみた感想
僕が使用しているキーボードは、Cherry MX軸ではなく、互換製品のGateron製 赤軸だが問題なく使用できました。
良いところ
・お手頃価格で静音化できる
・リングの静音・底打ち音の効果は、かなり大きい
・キーストロークが浅くなり、タイピングが早くなった
・タイピング時の反発力が増した気がする
気になるところ
・完全な静音化はできない
・打鍵感に少し変化がある
・交換時キーストロークが浅くなり、慣れるまでミスタイプが増えた
・キーキャップ1つ1つに装着する必要があるため、作業が少し面倒
静音化リング MXORDPを使ってみた感想をまとめてみるとこんな感じ。
僕の予想以上に、静音・底打ち音が軽減されたので満足している。
スイッチの「カチカチ」という高音部分が抑えられて、耳ざわりが軽減され「カコカコ」とした印象です。
また、キーを強く叩いた時の底打ち音の「カーン」という音も軽減されたので大満足。
リング装着前と比べて、少しスコスコ感が失われてシリコンの反発が増えましたが許容範囲内です。
まとめ
こんな感じで、ScytheのMXORDPの静音化リングをレビューしてみました。
メカニカルキーボードを、お手頃価格で静音化できるのは、かなり魅力的です。
おそらく、次回新しいキーボードを購入しても、静音化リングを購入すると思います。
「メカニカルキーボードのカチャカチャ音を軽減したい!」という方は、間違いのない買い物だと思うので、ぜひこの機会に導入してみると幸せになるかもしれない。
この記事内で使用したもの一覧